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SAMMY'S GOLF CO.,LTD.
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3FL, 593/13-14 Soi Sukhumvit 33/1, Sukhumvit Road., Klongtan-Nua, Wattana Bangkok 10110
MOBILE: 087-906-7272 (日本語)
FAX: 02-259-2662
URL: www.sammygolf.com
E-mail: sammy@sammygolf.com
Open: 12:00~20:00 (月曜定休)

打ちっぱなし(内輪話)

7月15日号掲載

欧州ツアー「BMWイタリアオープン」は、イングランドのロバート・ロックが通算21アンダーで、欧州ツアー初勝利を完全優勝で飾っています。下半身を固め、コンパクトに振りぬくスイングは、風の強い欧州向きです。こんな選手が埋もれていたのかと思うと、最近、世界ランキングでも米国を凌駕している、欧州選手の層の厚さを痛感させられますね。このコラムが掲載される頃に開催される母国でのメジャー「全英オープン」でも活躍を期待できるプレーヤーです。プロゴルファーで「ロック」と言えば、「史上最高のパットの名手」南アフリカ出身のボビー・ロックが有名です。

ボビー・ロックの父親は北アイルランドからの移民でした。運動具店を経営し南アで成功したのですが、その父親から「球聖ボビー・ジョーンズ」の本を与えられ、ボビー・ロックがゴルフを初めたのは5歳の時だったといいます。そして8歳の時には父親と同じハンディ14になり、18歳の頃にはハンディプラス4と腕前を上げたのです。その3年後にプロに転向したロックは、アイルランドやニュージーランド、オランダで優勝し、聖地・英国に乗り込んで行きます。全英オープンでも何度もベスト10に入っていたのですが
そんな時に勃発した第ニ次世界大戦で、南ア航空隊に配属され爆撃機のパイロットとして1800時間という、辛く異常な回数の出撃がボビー・ロックのゴルフ人生と、人格に大きな影響を与えます。

 

1946年の「全英オープン」はセントアンドリュースで開催されました。6年間にわたる戦争によるブランク明けの「全英オープン」でしたが、ロックはこの試合でサム・スニードに次いで2位に入ったことが認められ、スポンサーがつきアメリカに参戦することになりました。

 

米PGAツアーには47年から2年半参戦し、59試合に出て13勝、2位が10回、3位7回、4位が5回の成績を挙げ、35試合は4位までと信じられない強さを見せつけています。「全英オープン」は49、50、52、57年と4回優勝を遂げています。ロックは選手生活の20年間、出場した試合で一度もベストテンから落ちたことがありませんでしたが「アメリカは性に合わない」と早々に撤退してしまうのです。その後米国以外には参戦し、フランス、スイス、ドイツ、エジプト、オーストラリア、メキシコ、カナダの各オープンも制し、世界中で活躍した記録が残っています。

 

ボビー・ロックは史上最高のパットの名手と謡われています。5歳の時に父にもらったヒッコリーシャフトのパターにこだわり、その1本のパターを生涯使い続けました。プロ仲間はそのパターに「ガラガラ蛇」という異名を付けました。しかしB・ロックのプレーぶりはきわめて個性的で、お手本のボビー・ジョーンズとはまるで違うスイングだったようです。目標よりはるかに右を向いたクローズドスタンスから、右に打ち出すフックボールが持ち球でした。テークバックはインサイドに上げ、トップではクラブヘッドが右側のギャラリースタンドに向けられるほど、シャフトがクロスする特徴的なスイングで、すべてのショットをドロー系のボールで攻めたとされています。

ヘンリー・コットンから「死ぬまでに一度でいいからボビーのスライスを見たいもんだ」と言われたロックは1番から全部スライスを打ち、5エンド4でH・コットンを叩きのめしたという記録が残っていて、素晴らしいボールストライカーだったことがうかがえます。

引退後は、メジャー大会通算9勝を挙げ、男子ゴルフ史上3人目の「キャリア・グランドスラム」達成者となったゲーリー・プレーヤーを育て上げました。「パッティングには1つだけコツがある。あまり狙い過ぎないことだ、直感で決めたラインを大切に。大体の方向に打てばいい。案外真っすぐなラインが多いものだ。人間の直感力を侮ってはいけない。自分は本能だけを忠実に守ってきた。それがコツだ」とパターの奥義を伝授しています。

 

また、「決めた相手と心中するのが人の道。浮気者はパットが下手、名器とは己が作るものと心得よ」と語ったといわれています。メーカーが物理用語を駆使して乱発する「新製品」に飛びつくゴルファーには、とても頭の痛い言葉ですね。

ロックの言葉に「ゴルフでのスコアメイクは、いかに3を2に変えるかである。グリーンを外す、乗せて2パット。ここだけで3打かかる。これを2打で抑えること。ゴルフはミスのゲームというならこういう状況は、何度もあるわけで、それが1ラウンドで4回あったら、トーナメントの4ラウンドでは、16ストロークも稼げる計算になる。ならば、バーディを狙って行くことに異常なファイトを燃やすことよりも、ミスしたときの対処の仕方にもっと頭を使ったほうが得策だと思った」と、3を2に変えるためにロックは幼い時から、ショートゲームを中心に練習を重ねたことを明かしています。「どんな状況からも、パーはとれるという自信をつけたんです。すると、バーディも自然にやって来るんですよね」とも語っています。

パッティングについても同じ考えで、ロックのパット数に対するひとつの基準は「32パットなら普通。30パットならまあまあ。そして28パットなら最高。試合に臨むにあたって自分のパットの調子をベストの状態に持っていく努力は惜しまなかった。その結果、たいがいの試合で、28パットぐらいで抑えることが出来たんです」と語っています。

1959年にロックは、踏切で列車と衝突する交通事故を起しています。意識不明の重体から回復し、真っ先に話した言葉は「私のパターは大丈夫だったかね」だったそうです。古く、シャフトもヘッドも錆ついているような彼のパター「ガラガラ蛇」はボビー・ロックにとっては「ゴルフ人生」そのものでした。ボビー・ロックの「頑固なこだわり」という教えが、南アフリカプロゴルファーの「礎」となり、ロックの指導を受けたゲーリー・プレーヤーは南アで多くのプロゴルファーを育てました。アーニー・エルス、レティーフ・グーセン、トレバー・イメルマンというメジャーチャンピオン達、そしてG・プレーヤーの指導を受けたアーニー・エルスはルイ・ウーストハイゼン、チャール・シュワルテルというメジャーチャンピオンを育てたのです。

 

11月17日に開幕するプレジデンツカップ(Presidents Cup)は、ライダーカップの開催されない年に行われるゴルフ対抗戦です。ライダーカップが米国PGAツアー代表チームと欧州出生選手のみに限定された大会であることから、欧州以外の国籍を持つ世界各地の有力選手たちが、米国代表と戦える団体戦として考案されました。第1回大会は1994年に開催され今年9回目の開催を迎えます。出場選手はポイントで10名が決定、2名はキャプテン推薦で決定します。南アフリカからはチャール・シュワルテルがランキング2位でレティーフ・グーセンが5位、アーニー・エルスは6位で8位にルイ・ウーストハイゼンさらに10位にティム・クラークと5名が7月5日の段階でランクインしています。開催地でキャプテンのグレッグ・ノーマンの母国、オーストラリアからはランク1位でジェイソン・デイと4位にアダム・スコットですが、11位にR・アレンビー、12位にG・オグリビーが僅差で続き、13位に南アのR・サバティーニが続いています。

 

日本勢は石川が14位と、現状ではキャプテン推薦以外では、参加は難しそうな状況でが、韓国勢は3位にK・J・チョイ、7位にキム・キョンテ、9位にY・E・ヤンがランクインしています。このランキングがすべての力関係を表しているように思います。

 

日本選抜と韓国選抜の対抗戦「ミリオンヤードカップ」の最終日は、出場選手10名が1対1のストローク戦を行ったシングルス戦で、日本は3勝6敗1分け。2日目までのダブルスでは同ポイントで並んでいたのですが、11.5対8.5で敗れ大会連覇を逃しました。

 

私の考えでは「日韓対抗」には、海外経験が豊富な平塚哲二と丸山大輔を選んだほうが良かったのではないでしょうか。「日韓対抗」の最終日の結果は、残念ですが力負けです。このコラムで何度も述べてきましたが、日本選手はもっと海外に出なければ、さらに差が広がり、韓国にどんどん置いていかれることになります。日本と韓国のシーズンオフの過ごし方の違いが10年の年月を経て、大きな差になったのでしょう。私が韓国で教えていた時も、12月から2月末まではニュージーランドへ「冬季ゴルフ合宿」に連れて行きました。寒い韓国では練習もラウンドも出来ないためですが、毎朝のトレーニングと朝食後はラウンド、昼食後も練習かラウンドと、目標を持って3ヶ月間休みは日曜日だけで、夕食後は宿舎で素振りの毎日でした。

プロも、セミプロ(韓国ではプロ予備軍をこう呼びます)も中・高生も同じ宿舎で寝泊りし、同じ食事をし、同じスケジュールをこなしながらゴルフ中心の生活をします。韓国はチームとして海外に行くこと、ゴルフをしながら海外で生活することに慣れているのです。

年長の藤田が一番頑張っているような印象の「日韓対抗」でしたが、果たしてそれでいいのでしょうか?危機感を持ったのが、藤田だけだとしたら寂しい話です。体格的に差の無い韓国勢の活躍を、日本の若手はどう感じているのでしょう。自分も同じステージで戦わなければという、強い使命感を持って行動している若手は、石川だけのように感じます。米PGAツアーに参戦しているのは今田竜司だけですが、今田は自分の意思で、中学から単身渡米しています。日本で通用しても、海外で通用しないのは、海外生活のための準備不足と、行動する時期があまりにも遅すぎるためです。K・J・チョイやY・E・ヤンが活躍し、世界への道を切り開いた韓国からは、これからさらに多くの若手が、女子と同じ様に「世界のツアー」に参戦することになるでしょう。

7月1日号掲載

「全米オープン」の初日、ロリー・マキロイは6バーディ、ノーボギーで「マスターズ」に続き、メジャーでの首位発進を果たしました。メジャー初日の最小スコア記録も7アンダーで「2010・全英」のR・マキロイが記録しています。初日に3打差以上をつけたのは、1976年大会以来35年ぶりだそうです。過去3打リードは8人いましたが、優勝したのはベン・ホーガンだけでした。R・マキロイは「全英」と「マスターズ」の雪辱を果たし、見事に初日からの完全優勝を飾りましたが、これで今年に入ってからのメジャー8ラウンドのうち、7ラウンドが首位だったことになります。

 

それにしてもコングレッショナルC.C10番のパー3は難しいホールでした。池越えの218ヤードで手前に花道は無く、ショートすると間違いなく池に落ちます。奥に逃げるとバンカーがあり、池に向かって下りの度胸試しのバンカーショットが待っています。150ヤード程度なら問題ないでしょうが、200ヤードを超えて手前にバンカーか花道が無いのは、アンフェアなホールといえます。石川の初日はその10番スタートでいきなり池に入れダブルボギースタートでした。メジャーの初日、1番からプレーしてきてこの10番を迎えるのと、いきなりこのホールからスタートとはプレッシャーがぜんぜん違います。石川は連続ボギーとした8、9番の上がりももったいなく3オーバー62位タイでのスタートとなりました。

 

単独首位からスタートしたロリー・マキロイが2日目も「66」と2位以下に6打差をつける通算11アンダーで独走態勢に入りました。36ホールでの131ストロークは、全米オープン史上最少ストローク記録となりました。石川の2日目は1番からのスタート。その第2打をピンそばにつけバーディを奪う幸先のいいスタートでした。1つスコアを伸ばして迎えた後半は、ドライバーショットが左右に曲がり苦しい展開でしたが、勝負所の17番で残り167ヤードの第2打を8Iでピンそば2mに寄せバーディを奪うと、最終18番もパーで締め、5バーディ、4ボギーの「70」でまとめ、昨年大会に続いて予選を通過しました。

 

3日目の石川は上がり4ホールを1バーディ3ボギーとするなど終盤に崩れ、この日は2バーディ5ボギーの「74」、通算5オーバーとスコアを落としました。石川の失速の原因はなんでしょう?今年のマスターズ、昨年の全米オープンも3日目に失速してしまいました。マスターズ3度目の挑戦で初めて予選を突破し、20位という成績を残しましたが石川は、予選クリアという目標を達成し、さぁ3日目から上位に食い込んでいこう、というときに戦い方に迷いが生じたと語っています。そしてその結果、「消極的なゴルフをしてしまった」ことが、後悔の念として離れず、そのことがずっと頭に残っているということでした。

「他のプレーヤー達からは、『まだまだ上位に行くんだ』という強い気持ちが伝わってきました。攻めていないと思える選手でも、ちゃんと攻めている。これが、ムービング・サタデーと呼ばれる3日目特有のものなのかと思いました。残り2日間でトップと10打差ぐらいあっても、誰もが決して諦めていない選手ばかり。それに比べて、僕の3日目は、消極的なゴルフがすごく露呈されたと思います」と語っています。ではなぜ、石川はマスターズの3日目に攻めることができなかったのでしょうか?「気持ち的にギアチェンジできなかったんです。スコアを落としたくないという気持ちと、攻めなければという気持ちが中途半端になってしまって、結果的に今までと同じように、という気持ちになってしまったのだと思う」石川の言う「今まで…」とは、予選2日間のゲーム運びのことです。初めての決勝ラウンドで石川は、丁寧に大事に、というゴルフになってしまったのでしょう。

今回の石川のコメントは「オーガスタでは3日目に攻められなかった、でも今日は攻めることはできました。攻めた結果だけど技術が無かった」と自己分析しています。「前下がり(つま先さがり)からドローを打つのはミドルアイアンならコントロールできたと思うけど、ロングアイアンでは技術が足りなかった」と9番の第2打を悔やんでいます「もうちょっとだと思います。初日のリベンジを2日目にできたように、今日のリベンジを明日できるようにしたい」と最終日に期待を持たせるコメントでした。

 

9番のセカンドが、波に乗り切れない石川の近況を象徴しています。完璧なティショットから、2打目でスーパーショットが出れば、一気に上位進出ができる場面でした。最近、ここ一番で力が発揮できないのは何故でしょうか?ロイヤルトロフィーで見ていて、周りに気を配り過ぎるやさしさが、小さなことに過剰な反応をすることにならなければと心配していました。石川を守る仕事を託されたスタッフは、任務遂行のためとはいえ結局は石川を孤立させてしまう「取り巻き」になる恐れもあります。自分のために、たくさんの人達がサポートしてくれていることが、石川の重荷になっているように思うのですが。

 

周囲に気を遣いながら結果を出さなくてはならない日本より、自分のゴルフに集中できるアメリカに主戦場を移すタイミングは、今がベストのように思います。今回の活躍でキム・キョンテもPGAツアー参戦を表明しそうです。K・J・チョイやY・E・ヤンという先輩が活躍している強みもありますし、今回はY・E・ヤン、キム・キョンテ、ノ・スンヨル、キム・ドフン、べ・サンムン、S・H・カンと6人が決勝に残りました。日本人の先輩がいないのは寂しいですが、アジアチームとして、韓国チームと一緒に行動する選択肢もあると思います。石川には同業者(プロゴルファー)をも驚かせる能力がありますし、先輩に可愛がられる人間性も大きな魅力です。

3日目にとスコアを落とした石川は「昨日のことがあったので、切れた感じは持ちたくなかったし、開き直ってやりたくもなかった。この順位からのスタートというのはやっぱり3日目が悔やまれると思う」と自己分析していました。アイアンショットの際に 「右手首の角度を変えないこと」をポイントにしていたようですが、最終日に「ようやくできた」とまだスイングも改造中のようです。4番6m、5番50cm、8番3m、さらにインに入っても14番1.5m、15番5m、17番3mとショットをピンに絡めて奪った6バーディが、本来の「石川のゴルフ」のように思います。

「1日6つのバーディを獲れたのは、思っていたよりはるかにやれた。できたなという気持ちが大きいです」と、2度目の全米オープンでメジャーでも戦える自信が持てたようです。日本では、勝負どころで決めきれない印象のパッティングは、復調気配に見えました。「ストロークは何も変えていなくて、集中力とタイミングが重要だと思い知らされた。日本でどう集中力を持ってこの一打を打つのかを帰って考えたい」と語っていますが、日本では神経質になり過ぎ、集中させてもらえない「周囲の環境」のほうが心配です。30位タイで4日間の戦いを終えた石川は「マスターズ」の20位タイに続き、着実にメジャーで通用する安定感を身に付けてきています。

 

次元の違うプレーで独走を続け、メジャー初制覇を遂げたR・マキロイは「少しでも集中力が切れたり、ミスショットをすれば一瞬にして数打失うのが全米。ミスを最小限におさえた選手が勝つと思っていました。大会に向けての準備もよかったし、大会に入る前から良いゴルフができる予感はしていた」と語っていました。これでR・マキロイのメジャーでの成績は、過去10度の挑戦でトップ10入りが4回、2010年の「全英オープン」「全米プロ」で3位タイに入ると、今年の「マスターズ」では3日間首位でした。最終日に崩れて15位タイに終わっていますが、その時のインタビューで嫌な顔一つせずに「勝つために負けなくてはならない」との名言を残し「グッドルーザー」として話題になりました。「マスターズ最終日の悪夢」から、次のメジャーですぐに結果を残したのは凄いことです。

この大会前はUNICEFの親善大使としてハイチを訪れ、昨年起きた大地震の被害者を励ましています。「ハイチに行っていろんなこと、人生についても改めて考えさせられた。真剣になり過ぎてもダメだし、常に上を求めるだけの生き方がすべてではないと、地球上の大半の人は僕の仕事ができるなら交代したいと思うでしょう。そういう意味では、すごく恵まれた環境で生きることができている。プレーしている時もその想いが脳裏にあれば、最後がダボだろうが何だろうが、一日の最後にはあまり重要なことではないんです」と心境の変化を語っていました。

 

7オーバー54位タイという成績で競技を終えたフィル・ミケルソンは「これから全英に向けて、もっとしっかりと準備をすることになると思います。これからいくつか大きな大会があります。全英、全米プロそしてFEDEXカップと続きますが、私はまず2週間、練習を積んでヨーロッパに行きます」と「全英」に照準を合わせて調整すると語りました。ロリー・マキロイは「全英」までの試合をキャンセルして、準備することを表明しています。

私はブログでもコラムでも「準備が重要」と述べてきました。石川は日本に帰って試合に出なくてはいけません。あのP・ミケルソンが「全英」のための練習を2週間するというのです。石川にも同じ準備をさせてあげたいですが、日本ツアー主戦では無理ですね。少なくとも前週の「スコティッシュオープン」から出場する準備が必要だと思います。

R・マキロイは今年中に世界ナンバー1になりそうです。マスターズに次いで2位の同年代のジェイソン・デイもさらなる成長を遂げそうです。石川がメジャーを制するには、いつも彼らと同じステージで戦わなくてはいけない時期に来ています。

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