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打ちっぱなし(内輪話)

私が石川に期待する理由 4月1日号

「タイランドオープン」がタナシティGCで開催されました。

アジアンツアーなどと共催では2005年まで行われていた

「アジアジャパン沖縄オープン」や、2008年の「パインバレー北京オープン」

そして昨年の「インドネシアオープン」等がありましたが、

今回「ワンアジアツアー」との共同主管2試合「アジアシリーズ」も

その流れを汲んだものであり、そして昨今の国内ツアーを取り巻く

厳しい経済状況から、国内の試合数減が影響しているのも事実です。

国内ではグローバル化を進めている企業ほど、

トーナメント開催が難しい環境になってきています。

去年の「インドネシアオープン」は賞金加算競技ではありませんでしたが、

久しぶりの海外ツアーとのタイアップトーナメントでした。

選手としては国内の試合が増えるのが理想でしょうが、

なかなかそうならない状況です。選手が一番望んでいるのは、

試合数が増えることで、それが海外との共催であっても、

まずは喜ばしいことで、他国の様々な選手と試合をすることや、

海外という違う環境に出ていくことで、選手がタフに育っていく下地ができ、

ツアーのレベルアップに繋がり、国際的に活躍する選手も

そこから生まれてくることになります。

皆さんもご存じでしょうが、タイのコース難しさは

グリーン周りのラフにあります。タイ独特ともいえますが、

長さはさほどなくても、ボールが沈むことが多く、

芝の下の地面が硬くアプローチでボールが飛ぶのか、

飛ばないのか、その判断が難しいのです。

台湾のゴルフ場にでも見受けられますが、日本では沖縄のコースに多く、

距離感を合わせるのは簡単ではありません。

 

優勝したのは地元のP・マークセンでした。

バーディを奪った8番の素晴らしいバンカーショットから、

一気に流れに乗りショットも、パットもミスがなく攻め切りました

母国の「ナショナルオープン」ということで声援も大きかったのですが、

10年ぶりタイ人優勝のプレッシャーからか、

優勝インタビューの後半は涙が止まらず、言葉を詰まらせていました。

P・マークセンは1月に47歳になりましたが、年間3勝を挙げた

2008年当時と変わることなく、とにかく飛ばしてバーディを多く獲る

プレースタイルで、老け込む様子がありません。

 

日本勢では谷原の10位タイが最高位でした。

昨年は未勝利でしたが、良いスタートが切れたと思います。

12位タイの丸山大輔はアマタスプリングスで「全英オープン」の

アジア地区予選を突破しています。

同じく12位タイの山下和宏はキャリアでまだ勝利がありませんが、

2、3年前から優勝争いをして、周囲からは「いつ優勝するの?」という、

足踏み状態が続いています。

今大会はともに未勝利の上平栄道と、3週間前からタイで合宿を行い、

初勝利に強い意気込みを感じる楽しみなプレーヤーの一人です。

しっかり準備をしてきた実力派が好成績を残した大会でした。

山下の師匠は入江勉プロですが、1971、72年に「日本アマ」を連覇し

75年にプロ入り、日本人プロゴルファーとしてはトーナメントで

初めて1ラウンド「59」を記録したプレーヤーです。

「関西オープン」をはじめ3勝を挙げていますが、

ゴルフ場造りに魅入られ、引退を表明し「ザ・サイプレスGC」の運営に

一から携わり、名門コースに仕上げています。

当時参加していた「アジアサーキット」では「ベン・イリエ」と名乗り

活躍していたのを思い出しますが、山下も師匠の影響で

冬の間はタイで合宿を行っています。

今回は日本でも行動をともにしている上平との合宿でしたが、

二人で韓国亭に食事に来てくれ、当時の師匠の昔話をしながら、

楽しく酒を酌み交わしました。

応援に行った3日目、9番のセカンドを難しい位置にオーバーさせたものの

見事に寄せてパーをセーブしたことで流れに乗り

その後4バーディを重ね、11位タイと優勝を狙えるポジションに進出。

最終日も7番で4メートルのバーディパットを沈めた山下は、

その時点で通算18アンダーまで伸ばしたのですが、

リーダーズボードを目にして「みんな凄いですね。

日本ツアーなら、自分もトップ5には入っていると思うんですよね」と、

上位がさらにスコアを伸ばしていることに驚いていました。

スコアを伸ばせず通算18アンダーのまま12位タイに終わり

「トップ10にも入れませんでした。日本だとKBSオーガスタとか

トーシンとか2試合ぐらいですよね、ビッグスコアが出る大会って。

確かにピン位置とか易しいとは思いますが、

そう簡単にバーディは続かないし、パーだと遅れをとった

気持ちになるんです。現に、今日も4つ伸ばしたのに

順位が下がっているでしょ。こういう展開についていくように、

もっと貪欲にならないとだめですね」と、暑さの中での

アジアのレベルの高さを痛感したようでした

日本のツアーは、優勝スコアを10アンダー程度になるような

セッティングが多いのですが、今回はラフを特別に伸ばしたわけでもなく、

20アンダーを超える優勝スコアは予想されていました。

攻めなければ上位に行けないという状況に、

日本の選手は慣れていないということなのでしょう。

今回もフィリピン育ちのチョー・ミンギュ、

「カシオワールドオープン」を制したハン・ジュンゴンが4位に入り、

韓国勢に後れを取る結果になりました。

韓国内の報道によると韓国人プロゴルファーが2012年に、

アメリカ、日本をはじめ、世界各国のツアーで稼ぎ出した、

金額は500億ウォン(約42億円)に上ります。

LPGAはパク・インビ、JLPGAはジョン・ミジョンが、

それぞれのツアーで「賞金女王」のを獲得しています。

男子もPGAツアーでベ・サンムン(2011年日本ツアー賞金王)ら

3人の選手が獲得賞金100万ドルと賞金ランク100位以内を突破し

日本男子ツアーでもハン・ジュンゴン(6位)キム・ヒョンソン(8位)

キム・キョンテ(9位)が賞金ランクトップ10にランクインしています。

日本女子ツアーは20名を超える選手たちがツアーに参戦し

賞金女王のジョン・ミジョンが4勝、イ・ボミとアン・ソンジュが3勝、

イ・チヒが2勝を挙げ、他にもシン・ヒョンジュ、キム・ソフィ、

キム・ヒョージュ、パク・インビが1勝と、ツアー35大会中16試合で

韓国人選手が優勝を飾っています。

賞金ランクのベスト10には5人の選手が名を連ね、

総額およそ10億円を稼いでいます。

 

昨季の韓国の賞金女王の獲得賞金は、キム・ハヌルで

獲得賞金は4億5889万ウォン(約3800万円)でした。

日本の賞金女王・ジョン・ミジョンが獲得した1億3238万915円の

3分の1以下で、日本の賞金ランクで言えば、20位程度にあたります。

韓国ツアーとは試合数と、賞金額も大きく違う日本ツアーに

目が向くのでしょうが、チェ・ナヨンやシン・ジエ、アン・ソンジュやイ・ボミら、

韓国ツアーで結果を残した選手がアメリカや日本でも通用し、

韓国ツアー参戦時と比べて数倍も稼いでいる姿を目の当たりにすれば、

韓国人選手が次々に海外へ飛び出していくのは当然のことでしょう。

 

日本のゴルフ環境を参戦の理由に挙げる韓国人プロも多いのですが、

韓国ではギャラリーのマナーが問題となるケースが度々起こります。

ラウンド中でもサインを求めてきたり、大事なパットの場面で

携帯電話が鳴ったりすることは日常茶飯事でした。

メンテナンスに関しても、練習場が無いコースでのトーナメント開催や、

開催中のコースが36ホールの場合、残りの18ホールは営業中という

ことも私が韓国にいた当時は当たり前でした。

パッティンググリーンでは、アマチュアゴルファーがスタートした後

カップがなくなり、ラウンド後のパット練習はティーを差して行うという

こともありましたが、それに比べて日本の環境はあらゆる面で

行き届いているといえます。

ジョン・ミジョンは「最初は、日本でプレイしたあと、

実力をつけてアメリカへ行こうと、漠然と考えていました。

でも、実際に日本でプレイしてみると、想像以上に素晴らしかった。

会場に芝生の練習場があって、芝生の上からアプローチの練習が

自由にできることだけでも、すごいなと思いました。

そうしたゴルフの環境をはじめ、ギャラリーの数の多さ、

選手たちのプロ意識の高さなど、韓国との違いは歴然でした。

それに今や、試合数や人気ではアメリカのツアー以上だと思います。

だから私も、アメリカに行くことはもう考えていません。

ずっと日本でプレイしたいと思っています」と語っています。

 

LPGAは、韓国人をはじめアジア勢の上位争いが多く、

年々大会数や賞金規模が縮小傾向にあります。

それでいて、レベルが高く競争が激しいのです。

また、広い国土を横断するために経費もかさみ、

生活面でも苦労が多いのですが、韓国人プロにとっては、

生活習慣や食文化においても、アメリカに比べれば

日本のほうがはるかに過ごしやすく、主戦場を日本に移すのは

自然な流れなのかもしれません。

韓国男子ツアーのトーナメントの数は、年々縮小傾向にあります。

2008年には年間20試合あったトーナメントが、

012年には16試合に減り、賞金総額は130億ウォン(約10億7000万円)と、

女子ツアーよりも少なくなってしまったのです。

また男子ツアーのテレビ視聴率は、女子ツアーの3分の1と低く

100名近くの韓国男子プロがJGTOのQTを受けていました。

残念ながら、日本の男子選手との考え方の一番の違いは、

日本ツアーをステップにして、レベル的にも、

賞金的(年間総額2億7780万ドル/約258億円)にも、

世界最高峰の舞台となるPGAツアーを目指すということでしょう。

ツアー優勝を果たせば、100万ドル(約9300万円)を超える賞金を

手にすることもできるPGAツアーの舞台は、

プロにとって間違いなく「夢の世界」で、K・J・チョイやべ・サンムン

QTをトップで通過したドンファンが歩んだ道を夢見る

韓国の「スター候補生」はまだまだたくさん出てくることでしょう。

PGAツアーに挑んでいる石川は、これまで7試合に出場して

予選通過は2度だけと苦しい戦いを強いられていますが、

何事も「経験」と考え、あせらず「明日のために」後悔の無いよ

う取り組んでほしいものです。

シーズン最初の大一番「マスターズ」には、昨年に続く

特別推薦での出場が決まっていますが、異例の事態に結果が伴わなければ

風当たりが強くなるのは当たり前です。

しかしそれでも前に一歩ずつ踏み出さなければなりません。

バンコクライフのコラムの読者から

私が石川に期待しすぎているという意見をいただきましたが

私が石川に期待する理由は当然あります

 

石川は昨年の今頃から腰痛に悩まされ、

パッティング練習に時間を割くことが出来ていなかったのですが、

最近は2時間以上パッティング練習ができるまで回復してきたようです。

ブログやコラムで述べてきましたが、3パットで流れを壊すラウンドが

4日間のトーナメントでは一番の問題でした。

毎日朝晩30分ずつ続けている「体幹トレーニング」の

効果が出ているようですが、長時間のパッティング練習が

出来るようになれば、おのずとゴルフに対する自信も回復してくることでしょう。

ゴルフは1ホールの終着駅に「カップ」というターゲットが

ありそれに向かって「一打また一打」前に進んでいく

「ターゲットスポーツ」です。

石川にとっての最終ターゲットは「将来の自身のプロゴルファー像」と

いうことになるのでしょうが、その近い将来のために、

今何を準備したらいいかを暗中模索の状態が続いています。

ここ一番で力を与えてくれるのは過去の「経験」ですが

「感」というのは「経験」がある事にしか働きません。

ナイスショットをするには「イメージ」がとても重要ですが、

過去に「経験」したことなら「イメージ」するのは容易なことですし、

過去の「経験」が多ければ多いほど、将来に起こりえることも

明確に「イメージ」して準備することができるはずです。

私が石川に期待する一番の理由がここにあります。

石川のデビューしてからの「経験」は素晴らしいものです。

またどんな時も大げさに「一喜一憂」することなく

「夢」を追い求め戦い続けてきたのは皆さんもご存じのはずですし

他のプロゴルファーにはできなかった貴重な「経験」なのです。

一打の重みを、とても強く感じながらのPGAツアー転戦ですが

必死に前を向いて取り組んでいけば、必ず優勝争いをする時が訪れます。

石川に期待しないというゴルフファンは、一体誰に期待するというのでしょう?

突然何かを思い出したように、流れつかむ時が必ず来るはずです。

石川はそれだけの「経験」を若くして積んできているアスリートなのです。

石川は「マスターズ」に向けて、新たなキャディとして

サイモン・クラークを起用することを決めました。

S・クラークは田中秀道、細川和彦ら米国に挑戦した

プレーヤーのバッグを担いだプロキャディです。

国内ツアーでは、選手たちがホールごとの情報を知るための

ヤーデージブック、通称“サイモン・メモ”の作成者としても有名です。

石川も「彼はメモを作るプロ。ハーフに3時間くらいかけて

コースをチェックしながら、僕のメモに非常に細かい傾斜や

芝芽を書き込んでくれる、僕を成長させてくれる人だと思う」と

語っていますが、以前から述べているように経験豊富なキャディは

とても大きな味方になります。

今シーズンで石川のゴルフ人生が終わるわけではありません。

未来に向かって石川本人が、必死に戦っている以上、

結果が出なくても、温かく見守るのが日本人としての礼儀だと思います。

海外で生活するというのは慣れるまでが大変ですが、

韓国男子チームは10名を超え一大勢力になりつつあります。

幼いころから「国家代表」という「チーム」に慣れている若手は、

韓国国内で戦うのと同じようなリラックスした雰囲気で、

先輩達からアドバイスを受け自身のポジションを確立しています。

海外の連戦で仲間がいるのは心強いものですが、

韓国チームの練習ラウンドは3組にもなるのです。

日本勢は、孤軍奮闘の石川に期待するしかないですが

「チームジャパン」を結成するための、石川に続く

選手が出てくる気配がないのが残念で仕方ありません。

 

アンカーリング余波 3月15日2013年

PGAツアーのティム・フィンチェムコミッショナーは

「アクセンチュア・マッチプレー」の最終日に、

R&AとUSGAが提案している2016年からの

アンカーリング禁止ルールに対し、

同ツアーは反対することを表明しました。

フィンチェム氏は記者達に「PGAツアーとしての基本的な結論は、

アンカーリングの禁止はゴルフ又はPGAツアーにとって

最良の解決策ではないと考えた。

当ツアーのプレーヤー達及び役員会は、

アンカーリングの使用が有利だと結論付けるデータの不足と、

このゲームに使用されてきた40年という時間を考慮し

、これを採用すべきではないとの意見だった。

現在かなり多くのアマチュアがアンカーリングを使用していること、

又、多くのPGAプレーヤーがアンカーリングを使用して

育ってきた事実があり、USGAも多くの試合にそれを認めてきた」と、

その理由を説明しています。

USGAが関係組織に求めていたコメント期間(2/28日期限)が

終わる直前に反対を表明したのです。

 

米国内ゴルフ団体組織、PGA・オブ・アメリカ(コース所属プロ、

ショップ所属プロレッスンプロの団体)及び米国3,258コース及び

1,900人の所有者からなるゴルフコース所有者協会(GCOAA)も、

既にアンカーリング禁止はゴルフ振興のマイナスになるとして

反対の意を表明しています「これ以上用具に制限を加えようとすると、

マチュアはボールを飛ばせ無くなり、ゴルフの楽しさを伝えることが

出来なくなる。ゴルフボールの飛距離を制限したり、

パターのタイプを制限するのは、ゴルフの楽しさをさまたげる」と、

ゴルフ用具に厳しすぎる制限を設けるのは、ゴルフの振興をさまたげるとして、

今後可能性のあるゴルフボール飛距離制限にも反対の構えを見せています。

 

年頭にも述べましたが、高反発規制やウェッジのスピン量規制の時と

同じ様に、今回もアマチュアゴルファーの楽しみを奪う

「改悪ルール変更」でした。

高反発でも、飛距離が出る方がゴルフは楽しいのは当たり前で、

ウェッジはスピンがかかる方が楽しい攻め方ができるものです。

USGAとR&Aは「ゴルフルールは一つであるべきで、

それがゴルフの伝統にとってあるべき姿だ」と繰り返すだけで、

調査という名目で膨大な技術、時間、金をかけ、

ゴルフボールの飛びやスピンを制御しようとしてきたのにも関わらず、

用具を制限することに失敗してきたのも事実です。

プロのゲームで起きる問題を、何故アマチュア組織のUSGAとR&Aが

解決しようとしているのかがいまだに理解できませんが

「ルールの番人になったのだから、何か変えなくては」という、

アマチュア組織の一方的な「思い込みルール改悪」に、

各方面から「NO」が突き付けられたのです。

 

今はまだルールは何も無い状態なのですが、

何もやましいところ無く戦ってきたプロゴルファーが、

コース場でファンから「詐欺師」と呼ばれ、

一部のメディアでも同様に揶揄される状況に陥っています。

2011年に「全米プロ」を制して、ベリーパターでの初の

メジャー優勝者となったキーガン・ブラッドリーは

「これまでにないくらいファンや一部のライターから

“チーター(インチキ野郎)”と呼ばれている。これは本当にタフなことだ。

正直、それで具合が悪くなっているくらい。

なぜ人々がそんなことを言えるのか、

まったく理解できない。レギュラーパターに変える準備はできている。

でも、この話題はあと最低数年は続くだろう。

USGAはこの提案をする前にもっとプレーヤーのことを

考えて欲しかった。僕や他の何人かの選手にとって、

とても難しい状況なのだから」と、苦しい胸中を語っています。

 

アンカーリング禁止のルール改正について、PGAツアーが異議を

表明した主たる理由は、アンカーリングが選手にとって有利だという

実証データが無いということでしたが、K・ブラッドリーは

「まったく驚きはない。フィンチェムもPGAツアーも

つも選手側に立ってくれる。

自分がプレーするツアーが味方になってくれてとても誇らしいし、

気分がいいよ」と語っています。

新ルールの提案直後に27,000人の会員にアンケートを採った際に、

63%が改正反対だったという「PGA of America」も

強い味方になりそうです。

予定では、ヒアリング期間を終えた2013年の春に

最終決定をすることになっていました。

しかし、これだけ強烈な反対意見が出てくると、

果たしてどのような結末で落ち着くのか、

想像するのは難しくなってきました。

 

いずれの結論が出るにせよ、40年以上という長い間

放置してきたアンカーリングを、メジャー優勝者が出た

からといって急に禁止することを決めたことは、

やはり大きな波紋を呼んでいます。

やはりアンカーリングでメジャーを獲ったE・エルスも

「できれば禁止しないで欲しい。

禁止しなければならない何のデータもないんだ。

数字でしっかりしたことを示して説明してくれ」と語気を強める一人です。

カール・ペターソンもアンカーリング禁止の

ゴルフ規則変更案を痛烈に批判しています。

ノースカロライナ州立大学の2年生からベリーパターを使い始め、

以来アンカーリングしてプレーを続けてきただけに

「40年続いてきたものを禁止するのは馬鹿げている。

アンカーリングしてきた俺の16年間はなかったことになるって言うのか?

まるで魔女狩りだ」と怒りをあらわにしています。

 R&AとUSGAのスタンスに首を傾げる選手は多く、

さらにアンカリングしている選手たちはアンカーリングした状態での

パッティング練習に、相当の長い時間を費やしてもいるのです。

 

一方R&Aが管轄する欧州では英国PGA、欧州ツアー、

欧州女子ツアーが賛成の意を表明していることが

明らかになっていますが、ロングパター使用者が

非常に少ないことが理由に挙げられています。

今後この意見を基に更に検討が進められ、

近日中に最終結果が発表されるでしょうが、

相変わらず何も討議していない様子の

JGTOはどうするのでしょうか?

 

USGAはアンカーリング禁止是否問題の他に

「ゴルフボールの飛距離制限」も検討しています。

USGAのテクニカルディレクターの2010年当時の見解は

「過去5年間にわたり、ゴルフボールメーカーの協力の下

実施してきているプロジェクトだ。この間、USGAは様々なレベルの

ゴルファーによる多くのテストを実施してきており、

今後も更に続ける計画だ」というものでしたが、

「飛距離制限テスト」の結果を公表していません。

公表しない理由は「USGAが行っている調査プロジェクトに対して

常に興味が持たれ、我々の調査データが、タイムリーでは無く、

不正確に公表されるのも、ゴルファーやゴルフ業界を含む

USGAの関係組織に誤解や混乱を招く恐れがある」としていますが、

USGAが、現在のボールより約20~25ヤード飛距離が

落ちるように性能を落としたゴルフボールを

テストしているのは事実のようです。

トッププレーヤーによる飛距離は1890年以来ずっと懸念され、

飛距離規制のためにこれまでも多くの問題が残る

ルール改正を行ってきましたが、結局その改正はボールの

飛距離に何も影響を与えていないのです。


トッププレーヤーがツアーで伸ばしてきた、

ドライバーの平均飛距離ですが、アベレージゴルファーは

そんなにボールを遠くへは飛ばせません。実際、この20年、

平均飛距離は200ヤード弱から増えていないのです。

USGAがこのテストに対してトッププロゴルファー

(ゴルフ総人口の0.001%)だけではなく

アベレージゴルファーも含めていることは評価に値しますが、

このかなり広範囲なテストが正しく行われ完了するには

間がかかるでしょうし、大きな被害を被るのはアマチュアゴルファーという

毎度おなじみの決着だけは避けてほしいものです。


ゴルフボールは重量が増すと慣性がつき、風の影響など

を受けにくくなるためよく飛びます。

そのために重量の上限値が1.62オンス(45.93グラム)となっています。

また、ボールのサイズ(直径)は小さいほど空気抵抗が少なく、

風の影響を受けにくくこちらも飛距離に繋がります。

そのため直径が1.68インチ(42.67ミリ)以上と決められているのです。

 

初速に関しては、新素材などの開発によって無制限に

飛距離が伸びるのを防ぐために、決められた条件でショットした時の

キャリー、ランを含めた飛距離に制限があります。

秒速143.8フィート(約43.9m/s)の速度でボールを打ったときに、

飛び出すボールの速度は250フィート/秒(約76.27m/s)以下と

決まっています。

ゴルフボールは、インパクトの衝撃でつぶれた歪みを

元に戻そうとする力で飛び出します。

そのため、ボールの反発力が大きければ初速も速くなるため、

ボールの飛び出し速度を一定の基準内に制限しているのです。

またボールの対称性に対しても規格があります。

金型の繋ぎ目(シーム)を水平と垂直にした2方向から

スイングロボットで打ち比べ、平均値の差はキャリー4.0ヤード以内、

フライトタイム0.4秒以内と定められています。

重量は天秤で測定し、直径は精密に造られた

直径1.680インチのリングゲージを用います。

リングゲージの上に100回、向きを変えてボールを置き、

ボールがそのリングゲージを自分の重みで通過して

落ちた回数が25回未満であれば合格です。

ボールはヘッドスピードに応じて変形し、

その歪みを元に戻そうと反発する力で飛び出します。

当然、硬いボールであればあるほど、

反発力が大きくなり、初速は速くなります。

しかし、硬いボールをつぶす力(ヘッドスピード)がなければ、

逆に飛距離は落ちることになります。

当然自分のヘッドスピードにあったボール選びが必要ですが、

プロと同じボールを使っても、飛距離が伸びるわけではない

ということを認識する必要があります。

 

ボールが打ち出される角度はクラブの番手(ロフト)と

スイング軌道で決まります。

また、ボールの種類や特性によっても差が出ます。

空中に打ち出されたボールは飛ぶ方向と逆方向に

回転(バックスピン)しながら飛んでいきます。

この回転とディンプルの働きによって空気抵抗を減らしながら、

ボールは上へと持ち上げられ飛距離を伸ばします。

しかしルール限度一杯の初速や飛距離を実現したボールの発売後、

なぜ、さらに「飛距離」がアップしたボールが発売されるのでしょうか?

「反発力(初速)や飛距離がアップ」したのなら、

当然、新発売されるボールは規定を超えてしまうはずです。

なぜ、ルール違反にならないのか?その「からくり」は、

実は、ゴルフボールのテスト方法にあるのです。

ボールの初速を計測する場合、計測機械の速度は43.9m/sですが、

その速度で打ち出された初速が77.7m/s以上の速度になっては

いけないとされています。

一方、総合的な飛距離の計測では、

ヘッドスピードは53.6m/sで打った時、

317(+3%)ヤード以上飛んではならないとなっています。

実は、この2つのテスト方法に大きな違いがあるのです。

初速テストは、実際にクラブでボールを打つのではなく、

専用の機械を使って行われています。

この機械は、回転するドラムから、テスト条件の速度になると

棒のような突起が飛び出し、その突起でボールを打つのですが、

このドラムは非常に重い為、ボールを打ち出した反動で

速度が落ちることはありません。

一方、飛距離のテストは、クラブによる実打試験でおこなわれる為、

当然、インパクトの瞬間、 ボールとの衝撃によりヘッドスピードは

減速することになります。

ゴルフボールの飛距離は初速に大きく左右されます。

この挙動の違いによって、ボールが潰れて反発する力が異なり、

打ち出し速度も大きく変わるのです。

通常ヘッドスピードとボール初速は1.5倍弱が

「ミート率が良いインパクト」だといわれますが、

初速テストの場合、ヘッドスピードが43.9m/sの為、

初速が77.7m/sだとすると1.75倍という、

通常、あり得ない最高のインパクトになってしまいます。

つまり、この初速テストは、通常のクラブヘッドでボールを

打ったときの初速とは一致していなのです。

ゴルフボールの実打試験ですが、こちらも抜け穴があり、

均一性を高めることで「飛距離アップ」が可能になります。

たとえば±10ヤードのバラツキがあるボールは、

飛距離の上限から10ヤード手前で止まる性能にしておかないと、

上限を越える非公認ボールになる危険があります。

しかし、ボールの飛距離精度上げることで、

バラツキが±5ヤードであれば、

 上限をマイナス5ヤードに抑えることができます。

結果として5ヤード飛ぶゴルフボールを作ることができるのです。

 

USGAはここに着目しているのでしょうが、

「ルールは一つ」の条件でボールの飛距離を抑える規制より、

アマチュア野球では使用可能な金属バットが

プロ野球では使えないのと同じ様な、初速制限を加えた

「トーナメント専用ボール導入」という決着のつけ方が、

距離延長のコース改造も必要とせず、

不可思議な「ゴルフクラブ規制」より、

アマチュアゴルファーには歓迎されそうに思います。

「やさしいアイアンは」粗大ゴミ 3月1日

新品であろうと、中古品であろうと、クラブを買う時の最重要ポイントはそのスペックです。

具体的には シャフト (硬さ、重さ、キックポイント、長さ)、クラブ重量 (総重量、スイング・ウェート)、

ロフト、ライ角などやフェース角やヘッドの特徴に係わる情報 (慣性モーメント、重心) も

分かる範囲で チェックしたいものです。

ゴルフクラブの販売方法についてはバンコクでは問題山積と言わざるを得ません。

私も時間があると今の売れ筋の商品を見に行くためにエンポリアムやセントラルに行きますが、

この時の、従業員の接客というか、こんな説明で商品が売れるのかと、びっくりしてしまいます。

また、お客さんももこの説明で「自分に合うクラブを見つけられるのだろうか?うまく打てない場合は

自分のスウィングが悪いということで片付けてしまうのだろうか?」と不思議に思います。

お客様に信頼される売場を作るには、商品構成を見直す、魅力的な販売価格設定、

試打コーナーを活用したスイングデータ収集、使用クラブデータを数値化したフィティング技術、

何よりも商品情報とゴルフ知識を持ったスタッフの育成ということになりますが、

ゴルフをしたこともないタイ人スタッフがゴルフクラブを売りつけるのですからたまりません。

最も重要だと思うのが商品知識・情報だと思いますが教育されている様子はありません。

家電製品・車などはカタログも充実しており、内容やメーカー・商品の違いを

自分自身である程度は把握できるものです。あとは商品を見て価格との相談になるのですが、

ゴルフクラブの場合はカタログを見ても、数値をみても違いが分かりにくいもので、

さらに測定するとカタログと違う場合がほとんどです。

 

メーカーは「公差」と開き直りますが、メーカーを信じて買ってしまったユーザーに対する裏切り行為です。

購入するユーザーも何がいいか分からず、人の口コミもしくは宣伝等で決めることになります。

家電製品などは、誰が使用しても、機能・性能は変わりません。

しかし、ゴルフクラブは使う人によって機能・性能が大きく変わります。

だからこそ、その人に合ったクラブを販売することが必要になるのです。

しかし、ユーザーは自分のゴルフのことについてもあまり分からないゴルファーが多いはずです。

そのため販売員ができるだけユーザーの悩みを聞き、どんなクラブを欲しがっているかを知り、

その問題を解決するにはどんなクラブがいいかを教えてあげることが必要になるのです。

ゴルフ雑誌の情報はメーカーの力関係とか広告を載せている都合で、

クラブの評価が偏っていることが多々あります。ユーザーから情報を得るとこができる販売員は、

そのユーザーに正しい情報を提供してあげることで信頼関係が生まれ、

売上を伸ばすことに繋がるのです。企業である限り利益を追求するのは当然です。

しかし、ユーザーを騙してまで「企業利益」を追求するのは問題です。

2005年に発覚した「耐震強度偽装事件」では、建築基準法(構造耐力)違反や

議院証言法違反(偽証)の罪などに問われた、元1級建築士姉歯秀次被告のことを

覚えている方も多いことでしょう。

ゴルフ業界もバブルがはじけた後の低迷期で、自社工場を何も持たないメーカーは

「企業利益確保」のために製造原価を下げるコストダウンを製造現場に要求していました。

ヘッドはヘッド工場に注文してシャフトはシャフト工場で作らせ、組み立ては組み立て屋さんと

完全分業制なのですが、製造現場からすると原価を下げるには、製造工程を省くしかないのです。

商品の品質がダウンしても、工程や手間を省き販売単価を下げなくてはならないという時代でした。

しかし、メーカーはユーザーにはそのことを一切知らせず、新製品のいいことだけを

「宣伝文句」にして販売しはじめたのです。

ゴルフクラブだから命に関わる事はありませんがゴルフ業界も「手抜き工事」の時代でした。

 

アイアンセットを例に取ると以前はダイナミックゴールドとライフル装着モデルが多かったのですが、

ライフルシャフトの原価が高いため、NSプロの登場と共に切り替わりました。

また以前はどこのメーカーもカーボン用とスチール用の重量の違う2種類の同じモデルの

ヘッドを作っていました。装着するシャフトの重さで組みあがったときのバランスが変わるため、

同じ長さに組むためにはヘッド重量を変える必要があったのです。

ところがコストダウンのため一種類のヘッドしか作らなくなったのです。

軽いシャフトで組むとバランスが出ないのですが、バランスを同じにしようとすると、

結果としてカーボン装着モデルのほうが、重たいスチール装着モデルより長く仕上がることになります。

カーボンを使うゴルファーは年配で、身長も低い方が多く正確性を求められるアイアンの場合、

普通は短く組まなくてはいけないのですが、メーカーのコストダウンの都合で、

長く振り難いアイアンを買わされているわけです。

10本セットだったものを8本セットや6本セットにして割安感を出したりしているのも

「ごまかし」のひとつの手法でした。日本のゴルフ業界を支えてきた、

世界に誇れる日本の「伝統工芸品」ともいえる「軟鉄鍛造アイアン」もコストが合わないため、

姫路で作っている大手メーカーはないはずです、職人が削りだすアイアンヘッドは、

使い手のどんな細かい注文にも対応が出来るオーダーメイドが可能なアイアンヘッドです。

最近は競合メーカーの売れ筋の商品の価格帯に合わせ、

売値を先に決めて物作りをはじめるところが多いように感じます。

アメリカでは「プレミアムライン」といわれる高額クラブはしばらく発売されていません。

コストダウンのため「鍛造アイアン」はアジア製となっていますが

「高品質、低価格」などはじめから無理な話で、莫大な宣伝費をかけ雑誌との「協力関係」で

とりあえず売ってしまう。売れ行きが悪いと中古ショップに流して、

翌年のニューモデルに取り掛かかることになります。一般に販売されているクラブを使う場合も、

使い手が「快適な気分にさせてくれる」クラブを探すのは大変です。

メーカーが「やさしいアイアン」といわれているヘッドの特徴は、

グースネックで地面に置いた時にかぶるものがほとんどです。

「右に飛ぶクラブは難しいクラブ」と思い込んでいるゴルファーが多いのも事実ですが、

ドライバーがスライスするゴルファー用にメーカーがアイアンを作ると

「アップライト+グース+シャットフェース」になってしまうのでしょう。

 

クラブヘッドには「重心距離」があります。「重心距離」とは、ヘッド重心から

シャフト軸線までの距離(図のC)のことですが、重心距離が長いヘッドは、

インパクトゾーンでフェースの戻りが鈍くなり、フェースが開いてインパクトしやすく、

スライスを含め「右に飛ぶ」ことになります。

すべてのヘッドに「重心距離」があるゴルフクラブは右に飛ぶ道具ということになります。

なぜ重心距離が長いと球の捕まりが悪いのかというと、ネック軸(シャフトの中心線)を

回転の中心とした場合の慣性モーメント(ネック軸周り慣性モーメント)が大きくなるからです。

慣性モーメントが大きいヘッドは、クラブが体の右サイドに位置するダウンスイングでは

シャフトのねじれもC方向に動くため、フェースを閉じる左方向に回転させ難いということになります。

グリップとシャフトを回転させることでフェース閉じながらボールを捉えることを覚えないと

レベルアップは難しいのですが、フェースは開いて当たることになります。

慣性モーメントの数値は簡易的には以下の式で表されます。

(慣性モーメント)=(重量)×(長さの2乗)ですが、慣性モーメントは、長さの2乗に比例するため、

重心距離は球の捕まりの悪さに、2乗で効いてくることになるのです。

大手マーカーが「やさしいアイアン」と謳って販売しているアイアンの特徴は

グースネックで地面に置くとリーディングエッジ(フェース)がかぶるものがほとんどです。

真っ直ぐ向けようとすると、ボールを中に入れ、ハンドファーストに構えるしかありません。

ナイスショットを打つと左に引っかかるというアイアンとしては一番最悪の結果になるヘッドです。

アドレスでハンドファーストに構えるのは野球やテニスでは差し込まれた状態になり、

窮屈なアドレスになります「やさしいアイアン」の正体は、

右にセットしたボールを上からぶつけるようなスイングをすると

「引っかけながらよく飛ぶアイアン」ということになります

しかしこれはショートアイアンだけに許されるスイングです

バックスイングよりフォローの大きさと加速が必要なミドルアイアンや

ロングアイアンは打てないスイングになります

7番以上はあまり飛距離が変わらないというゴルファーが使っているアイアンを見せてもらうと

ほとんどこのタイプで、スイングを見るとボールは真ん中より右にセットしてあります

ショートアイアンにも飛距離を求めるアベレージゴルファーは満足でしょうが、

少しでもうまくなりたいと願うゴルファーには粗大ごみアイアンとなります

コースでドライバーより使う回数が多いアイアンは「自分に合わせてから」使うことをお勧めします

身長が違うゴルファーに対して、長さやライ角もワンスペックでしか販売していないのは

とても理解ができませんが、メーカーの誇大広告に騙されて「やさしい」はずが

「難しい」アイアンを使わされてはいませんか?

 

最近のメーカーのクラブ価格は「低価格化傾向」にあります。

ここ最近の不況のため、定価を下げないとクラブが売れないというのが理由のひとつなのでしょう。

もともと総販売数が低下しているところに、定価が下がり、なおかつ値引きするとなると

利益率は同じでも、利益額は相当ダウンすることになりますが、

家賃や人件費は下がらず、信頼関係で成り立っていた日本の個人経営のゴルフショップは

大打撃を受け「大型量販店」に呑み込まれてしまいました。

大型量販店は、大量一括仕入れで仕入額を下げ、支払いはメーカーに手形で支払い、

その手形の決済までに人気のない商品は返品および交換で、

人気商品・売れ筋商品を揃えていくことができるのですが、個人経営のショップでは、

商品の品揃えができないため、だんだんと量販店に顧客を持っていかれてしまったのでしょう。

最近の大手メーカーの傾向は、色を含めより「デザイン重視」になっていますが

「デザイン重視」になるからこそ、毎年新製品を出さなくてはならなくなることに

気が付いてほしいものですね

クリーブランドやボーケイ等のウェッジは息の長い商品です。

過去名器といわれたモデルの「ライフサイクル」も長かったものです。

私がプロデュースしている「ミラクルアイアン」は、商品の単価がどんどん下がっているなかで、

熟練の職人が姫路の工場で一つ一つのヘッドを「他社よりも丁寧に作っている」という

自負があります。今までの技術で継承すべきものは継承し、

新しいアイデアが浮かぶとそれを導入してきました。ユーザーからの「使い勝手」を追究し、

ヘッドの製造に反映するとゆう繰り返しでした。

お客様の要望に応えて、一つの鍛造からいろんな形のヘッドを作ってきましたが、

同じ鍛造から作ったウェッジでも完成品になると全くの別物に仕上がるという面白さがあります。

仕上がったアイアンをお渡しする時「構えやすさが全然違います」と言われることを期待して

制作してきました。「企業利益」が至上命題の大手メーカーは

「一対一」の販売方法を選択できない事情があるのですが

「勘違いお助け機能」で理論武装された新製品にはお気を付け下さい。

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