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打ちっぱなし(内輪話)

日本シリーズ ゴルフスタイル新年号

石川遼が「初のメジャータイトル獲得」でシーズンを締めくくりました。

後続に3打差の首位からスタートして6バーディ、3ボギーの「67」

通算14アンダーで逃げ切り、

シーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズ」を制したのです。

ただ一人4日間「60」台を並べ、後続に5打差。

9月の「ANAオープン」以来の今季2勝目でツアー通算13勝目を挙げました。

優勝インタビューで「最後までどうなるか分からないと思っていたので、

やっと解放されたなという感じ。アメリカでときには孤独な戦いになるが、

この18番での景色を思い出してがんばる」と、

PGAツアーでの抱負を語りました。

石川は大会後のコメントで「ショットのときに“景色”を消していけるかどうか。

これから先どんなコースで戦うとしても」とコメントしていますが、

少し違うように感じます。

完璧なスイングを求める飽きなく向上心を持つがゆえ、

練習で追求していることをコース上に持ち込んで

対応できない時を“逃げて”しまっていたと言っているのでしょうが

「景色を消す」というイメージは、コースが要求している球筋に対して、

その球筋が打てない自分の能力の無さを正当化しているのと同じです。

 

アゲンストの風が強い時や、打ち下ろしの時はラインを出して

低い球を打ち、打ち上げのホールでは高い球を打つというのは

「景色を消す」ことではなく、景色と自然に逆らわない

ショットをしているということになります。

石川は「僕が他のプレーヤーに何が負けないか?直感、イメージ力、

そこが自分の強みなんですかね」とも語っていますが、

それならなおさら「景色」を消してはいけないことになります。

「英樹はドライバーでドローもフェードも打ち分けられるのが凄いところ。

自分はドライバーはドローとストレートで十分というかそれさえも怪しい。

けどアイアンはすべて打ち分けることができないといけない」とも語っていますが、

石川のスコアが伸びない時は3パットで流れを逃し、

次第にドライバーが曲がりだすという、

優勝を逃した「カシオワールドオープン」の3日目の様な

プレーぶりだったように思います。

 

「カシオワールドオープン」の最終日、ハン・ジュンゴンは

独走態勢に入った石川の12番の“OB失策”により1打差になると、

14番でバーディを奪い、同ホールを3パットのボギーとした石川をついに逆転。

17番での石川の起死回生のバーディ奪取で追いつかれますが、

18番パー5の273ヤードの2打目を

この日一番のスーパーショットでイーグルチャンスにつけ、

それを見事に沈めて12年以来2度目

「カシオワールドオープン」優勝を勝ち取ったのです。

 

石川は「カシオや日本シリーズで左サイドのピンは攻めることができたけど、

右サイドのピンをうまく攻められなかった。

フェードで右のピンを狙えるようにしたい」というコメントをしていますが、

それはカシオの最終ホールは、アイアンでは届かないことは承知の上で

セカンドを左手前に乗せたことを指しているのでしょう。

5Wを選択すると「大きいので自信の無いフェードでアジャストすると

右に滑りやすい、グリーン右サイドからは寄せにくい。

ならば左手前でも乗せておこう」という判断だったのではないでしょうか?

 

その反省からFWやアイアンでのフェードの精度に

取り組もうと考えたのでしょう。

しかし石川がアメリカで活躍するために必要なのは、

FWやアイアン以上に「景色」を意識したドライバーの

打ち分けのように思います。

それは、いくらアイアンが打ち分けられていても、

ドライバーでのティーショットで、ラフや木の下やハザードに入ると

アイアンの打ち分けどころではなくなるからです。

14本のセッティングの中で一番簡単なクラブは、

ティーアップして打てるドライバーです。

一番難しいクラブは、ドライバーの次に長く、

ティーアップ出来ない状況から、

距離も高さも出さないといけないフェアウェイウッドということになります。

一番長いドライバーで打ち分けが出来るようになると、

それより短いクラブは容易に打ち分けする事が出来るはずです。

「日本シリーズ」のバックナインは、

ショート以外のホールロケーションでは、

多くのホールでホールの左側が高く右側が下がっているという「景色」です。

本来はドライバーでフェードを打つことを要求しているライということになります。

ライというのは多くの人が単にセカンドショットやサードショット、

アプローチなどボールと芝生など地上の状況だけにあると思っている様です。

しかしライというはティーショットの際の「景色」空間にも当てはまります。

東京読売CCの17番のティーショットは、

ホールロケーション的には左からフェードを要求されているホールです。

しかしその「景色」のホールを石川は、右からのドローで攻めました。

3日目に左のラフに打ち込んだこともあるのでしょうが、

少しプッシュ気味に右に滑ったボールは、

コースが右側の傾斜で突き抜けずフェアウェイに戻って止まりました。

 

アメリカでは日本のゴルフ場の様に

両側が受けているというコースはありません。

ホールロケーションを無視する攻め方をすると、

逆方向には池などのハザードが待っている場合が多いのです。

17番のホールロケーションをあの球筋で攻めると、

アメリカならトラブルになる可能性は非常に高いということです。

ホールロケーションに従順な球筋で攻めるというのが、

本来のコースマネージメントで、松山はそこを理解して

ドライバーでの左右の打ち分けであるフェードとドローを

習得したのだとおもいます。

 

石川がもし「景色を消して打つ」というのを本気で思っているなら、

また遠回りするかもしれません。

一つでも不得意分野があると、

一番大切な時に自分の足を引っ張ることになります。

「景色」を消そうと努力しても目から入る情報はシビアで、

その情報を意識で消すなんて事はできないものです。

現実の景色を受け止め、それに対する準備を怠らずにいれば、

「景色」は集中の中で受け入れることができるし、

それを利用することもでき、結果もついてくるということに繋がります。

 

PGAツアーに参戦後の石川は、

予想以上の高速グリーンにタッチが合わないため、

アプローチもインパクトが緩む。

フェードとドローの精度が低く、

左右に振られたピンポジションに距離が合わない。

ロングアイアンの精度が足りないため、

長いPar3で遠くに乗る。

遠くからは3パットの確率が上がるという負の連鎖でしたが、

ドライバー以外の今の課題は、

220ヤードから260ヤードの距離からの精度に絞られてきています。

多くの課題に対応し、

いままで手が回らなかったフェアウェイウッドの

フェードの精度が上がれば、PGAツアーでの活躍にも期待が持てます。


 

岩田に罰則 ゴルフスタイル12月号

日本ゴルフ協会が岩田寛に対し、JGA主催競技への

2017年度末までの出場停止処分を科しました。

米国男子ツアーの2015-16年シーズン開幕戦

「フライズドットコムオープン」に出場できることになったため、

エントリーしていた「日本オープン」を欠場したことへの制裁ということです。

 

10月15~18日に開催された「日本オープン」の

出場登録の締め切りは9月18日まででした。

岩田はエントリーを済ませていたのですが、

9月10日から始まったPGAツアー下部の

ウェブドットコムツアー・ファイナルシリーズ4試合に出場し

新シーズンのPGAツアー出場資格を獲得。

これにより、10月15日からの「フライズドットコムオープン」への

参戦が可能となったため「日本オープン」の出場キャンセルをJGAに連絡したのです。

 

「日本オープン」終了後の10月26日、JGAから岩田側へ

突然処分が通知されたのです。

「日本オープン」を主催するJGAの主催競技へ

2017年度末までの2年間超を出場停止とする処分で、

16年と17年の「日本オープン」「アジアパシフィック選手権ダイヤモンドカップ」に

出場できなくなる内容でした。

JGAの山中博史専務理事は「エントリーは神聖なもので、

組織として看過することはできなかった」と、

今回の処分について説明しています。

しかしエントリー後のキャンセルについて、

明確な罰則規定があるわけではなく

「個別に事案を検討して処分を決定した」ということでしたが、

岩田は「従うしかない」と処分を受け入れる姿勢です。

 

しかしJGAが罰則を課すのは筋が違うと思います。

岩田はJGTOのメンバーでJGAのメンバーではありません。

JGAのメンバーではないアダム・スコットがキャンセルしたら

同じようにするのでしょうか?

何よりも明文化された罰則規定が無いのに、

事前告知も無く処罰しているのが一番の問題です。

日本のゴルフ文化を発展させるための判断とは到底思えません。

日本最高峰・最高権威の試合を自負しながら、

選手を鎖で縛り付けなければならないとは残念です。

一般社会で通用する罰則では無く、

パワハラともとれる選手に対する嫌がらせとしか思えません。

 

日本のいかなるスポーツ団体も隆盛を望んでいるはずですが、

企業並の意識を持たなくてはいけません。

外部からプランニングが上手な人を引き抜くくらいの意識変革が必要です。

どうも日本のゴルフ界、特に男子に至っては今回のような話題ばかりで、

自ら足を引っ張り、自らテンションを落とし、

本来の目的から逸脱している様に感じます。

 

2年連続で日本オープンに出場したアダム・スコットは

「ヒデキもリョウも非常にいい友達で、何も悪いことは言いたくない」と

前置きした上で、「この試合をプレーすることが

日本のゴルフ界の未来へ与えるインパクトを理解して、

この試合をプレーすることが大切だと感じてもらいたい」とコメントしています。

 

開幕戦の「フライズドットコムオープン」ではなく

「日本オープン」に出るべきではないかということです。

松山や石川のプレーを日本オープンでぜひ

見たいというファンは少なくなかったはずです。

しかし松山と石川は米ツアーに専念することをすでに表明しており、

主戦場でプレーして勝つことをファンも望んでいます。

今季を占うという意味でも「日本オープン」より開幕戦を選択したのです。

それに、ワールドランキングのポイントでの「試合の格」を比較すると

「日本オープン・32ポイント」より

「フライズドットコム・46ポイント」というのが現実です。

ワールドランクがメジャー出場資格になっており、

日本のナショナルオープンより、米ツアー開幕戦の方が、

世界で戦うプロにとっては大事ということになります。

そもそも「日本オープン」は、海外からの有名選手を招聘して

盛り上げ「試合の格」を上げる努力をずっとしてこなかったはずです。

 

たまたまスポンサー契約の都合で、この時期に来日する

A・スコットが出場してくれて体裁を保っていますが、

世界の一流プロがぜひとも出たいという試合になっていないのです。

ナショナルオープンなのに、スポンサー付きのプロアマ大会が

あることもおかしなことですが、

メジャー18勝のジャック・ニクラスは「サントリーオープン」

「中日クラウンズ」「フェニックス」など日本の試合に

何度も出場しましたが「日本オープン」には一度も出ていません。

理由は2グリーンだからといわれていますが、

魅力がなかったのでしょう。

それは「全豪オープン」には毎年出て6度も勝っていることでも分かります。

 

松山と石川、そして岩田が「日本オープン」に出ないことに文句をつけるより、

3人がぜひ出たいと思うような「日本オープン」を開催する義務が、

JGAにはあるはずです。

PGAツアーは野球やバスケット等、

他のプロスポーツの「プレーオフ」と日程が重ならないよう、

2013年から日程を大幅に変更しました。

選手からは「シーズンオフが無くなる」と、

戸惑いの声もありましたが、スポンサーや

スポーツファンの理解が得られる改正でした。

どうしても「日本オープン」に参加させたいのであれば、

今年の場合9月10日からの第2週は日本もアメリカも試合がありませんでした。

その週に開催するとか、スケジュールの調整も可能だったはずです。

 

12月の初旬の寒い時期の「日本シリーズ」開催も問題です。

試合数が減り「マスターズ」の翌週の開幕というのも寂しい話ですが、

全体に開幕を早めるか、PGAツアーと同様のスケジュールを組んで、

海外に参戦している選手が参加しやすくするとか、

男子ツアーは取り組まなくてはならない課題が山積しているように感じます。

先ごろ行われた男子レギュラー大会「ホンマツアーワールド杯」と

シニア大会「日本プロシニア」は同じ茨城県内で、しかも同じ日程で開催されました。

直線距離にしてわずか12キロしか離れていない会場でした。

新規大会の「ホンマツアーワールド杯」に対し、

「日本プロシニア」は3年連続同じ会場で開催されています。

レギュラーツアーを主管するJGTOはそんな事情を知っていながら、

シニアツアーを主管するPGAに何の連絡もなく、

スポンサーの事情で開催をブツけてきたわけで

「ケンカを売られた」PGAは穏やかではなかったことでしょう。


何より同時期に同地域でプロ大会を開催すれば、

せっかくプロのプレーを楽しみにしていたゴルフファンも

「さすがに両会場に足を運ぶわけにもいかない。

開催時期をズラしてくれればいいのに」と思うのは当然です。

つまり、ファンのことなど二の次、三の次ということになります。

実際にギャラリーの奪い合いになり、

「ホンマツアーワールド杯」の4日間ギャラリー数は6210人、

「日本プロシニア」は同4215人でした。

 

開催時期を変更すれば、単純にギャラリー数が

倍になるわけではないでしょうが、

近くでトーナメントがあれば互いに盛り上がりに欠けるなど、

メリットよりデメリットの方が大きいはずです。

しかし決定したのなら共通チケットを販売するとか、

ギャラリーバスを行き来させるとか、

お互いの会場でスコア速報をするとか、

同週開催でもお互いにアイデアを出せばできることはいくらでもあったはずです。

スポンサーに対する「ご都合主義」の開催は、

ゴルフファンのことなどまるで無視。

男子ツアーがソッポを向かれるのも当然のように感じます。

日本オープン ゴルフスタイル11月号

小平智と池田勇太のマッチレースになった

『日本オープンゴルフ選手権競技』最終日は、

最終18番ホールまでもつれ込むデッドヒートとなりました。

5番までは小平が1バーディ・1ボギーのイーブンでトータル13アンダー。

池田が1バーディ・3ボギーの2オーバーでトータル9アンダーと4打差がつき、

逃げ切りの可能性も感じさる展開でした。

 

1番のティオフから携帯のカメラのシャッター音に

ナーバスになっていた池田でしたが、3番でひとつ取り返すも、

4番ではバーディパットがカップ縁に蹴られ、

グリーン外の傾斜まで落ちる“不運”でボギー。

続く5番では3打目をバンカー内に足を踏み入れての

アドレスを強いられるアプローチが残り、連続ボギーと悪い流れが続きました。

しかし6番からの連続バーディで再び池田が流れを引き寄せます。

息を吹き返すと9番でもバーディを奪い、小平は8番で伸ばしたのみ。

両者の差はスタート時の2ストロークに戻り、

サンデーバックナインへ突入したのです。


後半のスタートホールの10番で勝負の流れは池田に傾きます。

小平が1mのパーパットを外して1打差。

そして13番では池田が2.5mのバーディパットを外してパーとするも、

小平はラフからの3打目のアプローチが寄らず、

2.5mのパーパットを沈めきれず、終盤に差し掛かる段階で

両者はついに並んだのです。

 

しかし14番ティで小平は「並ばれた時のほうがラクになりました。

リードしていると“逃げよう、逃げよう”っ思ってしまう。

並ばれたあとのほうが、ドライバー、ショットが良くなったし、

自分の力が出た」と14番パー5は1W、3Wと会心のショットを続けて2オンに成功。

3パットのパー止まりでしたが、終盤に向けてショットはキレを増していきました。

そして15番では7mのバーディパットを強いタッチで

カップの真ん中から決めて見せたのです

「強かった?真ん中から入るイメージしかなかった」と、

勝負をかけたパットを語っています。

 

再び1打差となった池田は17番パー3で5mのバーディをねじ込み、

勝負は最終18番にもつれこみます。

池田はフェアウェイ左のバンカーへ。

しかしティショットのアドレスに入った瞬間、

携帯カメラのシャッター音が響いたのは不運でしたが、

仕切り直し後の第1打は左バンカーへ。

小平のティショットはフェアウェイセンターに完璧な一打でしたが、

池田が2打目でグリーンまで運べなかったことが

勝負を分けた「日本オープン」でした。

 

観衆のマナーを問われると「1番からシャッター音はずっと」と

不満をあらわにしていましたが、5戦連続ベストテン入りと好調をキープしながら、

勝てば1999-2000年の尾崎直道以来史上6人目の連勝という快挙を逃し、

ホールアウト後は「前半に無駄なボギーが多かった。

勝たなければ意味がない」と、言葉を搾り出すのがやっとで、

今季2勝目にあと一歩届かず、イライラを募らせたインタビューでした。

初優勝となった2013年『ツアー選手権』に続き、

26歳にしてメジャー2勝目を達成した小平は

「スタート前から苦しいとかは考えずに、勇太さんと優勝争いができることを

楽しもうと思ってプレーしたいと思った」と、

プレッシャーを楽しみに変えて戦いに望んだことを明かしています

「とにかく日本オープンは獲りたいタイトルだった」という悲願の勝利で、

賞金ランクも3位に浮上。

ランク首位のキム・キョンテとは5,000万円以上の差ですが、

開幕前から賞金王獲得を公言しているだけに

「ここから2~3つ勝ちたい」と、勢いそのままに最後まで突っ走ると力強く、

そして晴れやかに「賞金王」を宣言しました。

 

取り組みだした「メンタルトレーニング」が小平の優勝を支えた様です。

「脳をコントロールする」ための指導をあおいでいる

脳神経外科医の林成之先生からは

「最後に優勝カップを持っている姿をイメージしろ!」とアドバイスされ、

試合中はずっと優勝することだけを考えていたといい、

トータル13アンダーで並んだ最終18番も

「昔の自分なら“パーでいいや”と守りに入っていたけど、

今は“絶対にバーディを獲って決めてやる”と思えるようになった」と、

ここ数か月でメンタル面が著しく成長していることを実感している様です。

「林先生は、バーディをご褒美と感じたら次にボギーが出る確率を

数字として出し“バーディで嬉しいと思ったらダメ”

獲って当たり前を思わないといけない”ということを漠然としたものではなく、

データで提示してくれる」と、信頼を寄せています。

「今まではバーディを獲ると安心して、連続バーティを生み出せる

世界的なプレーヤーとは根本的な差が存在する」と、

意欲的に取り組んでいるようですが、

交際中の元賞金女王・古賀美保にも活躍当時の心境を質問して、

当てはまったものはすぐに取り入れたといいます。

「世界を目指す日本人が少ない。もっと上手くなりたいと

思う若手が増えて欲しいし、先陣を切ってやりたい」とも語っています。

松山英樹、石川遼、そして34歳でPGAツアー挑戦を果たした

岩田寛を「凄いと思うし、自分も負けたくないという

気持ちがモチベーションになっている」と話す小平の挑戦が、

国内ツアーで満足している男子若手プレーヤーの刺激になるといいですね。

「日本オープン」優勝で「5年シード」を獲得し、

来年の「全英オープン」「WGC・ブリジストンオープン」出場も決めました。

「視野に入れていきたい」とかねてから強かった海外志向がさらに強まった様です。

 

石川今季初勝利 ゴルフスタイル10月号

北海道にある札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コースで開催された

国内男子ツアー「ANAオープン」で、最終日をトータル13アンダーの

首位タイから出た石川遼は、5バーディ・2ボギーの“69”で

トータル16アンダーまでスコアを伸ばし、

今季国内ツアー初参戦で初勝利という離れ業を達成しました。

ツアー通算12勝目は7度目の出場となる「ホスト大会」で飾りました。

 

バーディとボギーが交互に来る展開で、

石川と後続との差はジリジリと縮まります。

バックナインの中盤、右ドッグレッグの13番では、

ティショットを林の上を打ち抜きショートカット。

花道からの約82ヤードのセカンドを3メートルにつけてバーディを決めます。

15アンダーとし一歩抜け出すと、続く14番ではカラーから

パターで直接放り込むバーディ。

これで4打差と大勢は決しましたが「耐えて突き放す展開」で、

頂点をつかんだ18ホールでした。

優勝後に「最後も寄せてみなさんは優勝確定という感じだったかもしれないけど、

それとは裏腹に気持は開放されなかった」と、

大きなプレッシャーと向き合っていたことを語っています。

確かに17・18番ともティショットを大きく右に曲げピンチを迎えていました。

18番のセカンドショットは木の下を抜き、大きくスライスさせ

グリーン手前まで運んで見せましたが、石川を包んだ大歓声は、

久しぶりに返ってきたヒーローに対するものでした。

PGAツアーではシードを獲得するのに苦労し、

大会前に参戦した「ネスレ日本マッチプレー」ではアイアン、

ウェッジショットの精度が本調子にほど遠く、一回戦敗退。

今大会も過去6回出場し、2010年の12位が最高位と

「日本の中で自分の思惑通りに試合運びができないコースで、

いいプレーができたと思ってもスコアはそうでもなくて」と、

苦手としていたコースでの優勝は成長の証です。

 

フェアウェイキープ率は低いものの、ドライバーにこだわり

「4番ウッドと6番ウッドの顔を見ていない。上手いゴルフではなかったと思う。

自分の中では、すごいショットを何回打てるかというチャレンジだった」と、

強い気持ちで難関・輪厚を攻略しました。

「このコースはポイントに刻んでいけるスタイルの選手が強いと思う。

そして、もう1つは自分のプレースタイルを貫ける選手」と、

後者を選択したことが石川の勝因でした。

 

「ネスレマッチプレー選手権」で1回戦負けを喫した後

「自分がなんでゴルフをやっているんだというのが曖昧になっていた。

勝つためにやっているし、1歩でもうまくなりたい探究心を忘れていた」と、

PGAツアーでシード権当落選上で揉まれるうちに、失敗を恐れ、

チャレンジを怖がっていたことを明かしています。

石川のマネージメントは「輪厚」を攻略するための常識とは違っていました。

それでもそこに敢えて挑戦し「チャレンジするということを愛していきたいし、

チャレンジが好きというのが僕の原点だった。

先週マッチプレーで敗れなければもしかしたら

この心境にはたどり着かなかったかもしれないし、

そういう意味では堀川選手に感謝しなきゃいけない」と、

最後は笑顔で答えていましたが、

忘れかけていた自分のプレースタイルを

貫き通した4日間は大きな自信になることでしょう。

 

シード選手として3シーズン目となったPGAツアーでの今季は、

最終戦までシード確定がもつれ込むほど苦みました。

またスイング作りに方向性を失い「全米オープン」前にはスイング改造にも着手。

体重移動を多く使ってインパクトゾーンを長く保つというテーマに取り組みました。

結果は思うようについてきませんでしたが、

PGAツアー終盤のプレーを見ていると

パッティングに明るい兆しが見え始めているように思います。

石川は「確かに日本では十分ドライバーでアドバンテージを取って

優位に戦えていたのですが、4年前に米ツアーに来たら

ドライバーが武器になりませんでした。

なので、ある時期ドライバーではなくて、

他のクラブで刻んだり、ボールを置きに行くコースマネジメントも試したのですが、

それは自分のスタイルではなかったことに気がつきました」と

「原点回帰」することで自身のプレースタイルを取り戻したようです。

 

日本ツアーではドライバーの飛距離を武器に勝利を重ねられたのですが、

PGAツアーで現実をつきつけられたのもまた

ドライバーショットだったということですが

「ドライバーというクラブに魅了されて、

日本ツアーでもドライバー中心にやってきた。だけど、アメリカにいってみて、

自分のドライバーの飛距離と精度は大したことないんだなと思ってしまった」と、

いきなりぶつかった大きな壁を語っています。

現在の石川(Ryo)の番手ごとの飛距離の目安と

ヘッドスピード(HS)とボールスピード(BS)で、

最後はロリー・マキロイ(R/M)のドライバーショットのスピードです。

RYO

HS

BS

PW

38m/s

48m/s

8 I

40m/s

55m/s

6 I

41.7m/s

41.7m/s

4 I

43.3m/s

63m/s

3W

48.3m/s

73m/s

1W

50.6m/s

75.6m/s

R/M

 

 

1W

52.4m/s

78.9m/s

 

8Iで中学生のドライーバー程度、4Iで43.3m/s前後と、

ロングアイアンですでに一般男性のスピードがあります。

またすべてのスマッシュファクター

(ボールスピード÷ヘッドスピード=ミート率)も1.49~1.51と

ハイレベルなインパクトになっています。

クラブパスやアタックアングル、フェースアングルなども細かく見ていくと、

タイプ的にはロリー・マキロイと似ていますが、

R・マキロイのボールスピードは平均で78.9m/s前後だとすると、

さらに20~30ヤードくらい先まで飛んで行くことになります。

 

世界ランク1位となったジェイソン・デイもそうですが、300ヤードを超え、

その上で高い精度でフェアウェイをとらえてくるのがPGAツアーメンバーです。

「負けるか!という気持ちで飛距離アップと精度アップに取り組めばよかった。

ドライバーでミスしたらアメリカのツアーは罰が大きい。

そこに自分的に気持ちで負けていた」と、

ドライバーへの思いを感じつつも、

ティグラウンドではフェアウェイウッドやアイアンを握る回数が、

増えていったことを振り返っています。

 

そして石川は目指す方向を「この1年の自分のプレーをしていては上にいけない。

去年のプレーでは10オーバーは打たないかもしれないけど、

6アンダー、7アンダーもないっていうプレー」つまり大叩きはしないけど、

どこか物足りない。なにより、やっている自分が楽しくないということで、

予選落ちでもいいから攻めていくという結論に達したのです。

「マキロイにしてもデイにしてもリッキーにしても、

PGAの上の選手になればなるほど遊んでプレーしているように見える。

自由に遊んでいる。それを見て周りも盛り上がる。

日本ツアーに出て、ギャラリーの方から“そのゴルフじゃあ

アメリカいってもなぁ”と思われるよりは、

“ハマればアメリカで勝てるんじゃないか”と思ってもらえるような

プレーをしたい」と、遊んでいるように自分のやりたいプレーをした

「ANAオープン優勝」は、これからの石川を感じさせてくれました。


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